定例社長会見

2020年3月26日

小孫社長3月定例会見


【新型コロナウイルス対策】
(小孫社長)3月25日の都知事会見にもあったが、新型コロナウイルス感染が更に深刻になったと受け止めています。すでに今日の時点で在宅勤務4割超の体制をとっています。今はまだ外出禁止の段階ではありませんが、いずれそうなることを前提に、明日はさらに報道局を含めて全社員の2割強が出社、残りの8割近くが在宅勤務で通常の放送に取り組みます。外出禁止など、より強い行政の措置が出た場合でも放送を続けられるかを確認いたします。また、入り口にサーモグラフィーを設置し、37.5度以上の発熱者があった場合、医療関係者の協力を得て、一定のケアをできるような準備も整えました。
放送の継続に全力を挙げるという体制に今日、明日で切り替えていきます。

Q東京五輪が1年程度延期になったことによる代替番組をどう考えていますか。
(小孫社長)
代替策の検討は指示済みです。大枠については対応できますが、具体的には全てこれからになります。

Q新型コロナウイルス対策で制作体制の維持について。
(小孫社長)
こういう時こそ新しい何かがでてくるものです。特定の番組のロケができなくなったとしても、テレビ東京の何かが刺激されて、新しいことが出てくることに期待しています。追い込まれると何か出るのがテレビ東京だと思っています。

(髙野総合編成局長)
全ての番組において現状では海外ロケは行っておりません。
また、出演者や番組ファンの安全、安心を考えれば、番組によって今はロケの見合わせがいいのではと考えています。


【編成・営業関連】
(小孫社長)
視聴率は、1月クール第12週終了時(19年12月30日~3月22日)GH6.0%(前年同期比-0.1p)、PT5.6%(同±0.0p)、全日2.7%(同±0.0p)でした。
前年比でマイナスですが、去年7月クール、10月クールのいずれもGH5.9%で、1月クールはようやくGH6%を維持して低下傾向に歯止めがかかり、上を向き始めました。牽引役はドラマで、小泉孝太郎さん主演のドラマBiz『病院の治しかた・ドクター有原の挑戦』をはじめ同じ医療ドラマでも他局とは違う視点のコンテンツを制作し、手応えを少しずつ感じ始めています。この新型コロナウイルスの影響でHUTが上がっている恩恵をテレ東も受けています。加えて、新型コロナウイルス関連の番組から離れ、ちょっと気を抜きたい、ほっとしたいという時に、これぞテレビ東京という番組をご覧いただける傾向が出てきたと思います。その象徴がドラマに出ています。

4月クールは『月曜プレミア8』(毎週月曜日20:00~)として毎週ではありませんが、サスペンスドラマを放送します。他局が手を引き始めたジャンルですが、そこを狙って逆張りでいき、期待しています。
赤ちゃん向け番組『シナぷしゅ』(4月6日スタート・月~金・7:35~と17:30~再放送)は、レギュラー番組になります。テレ東しかやらない、他局は視聴率が厳しく放送しない分野だと思いますが、ここに新しい形を見いだせればと期待しています。営業面での評価も高まっています。
深夜ドラマNEWS増田貴久さんが主演するドラマホリック!『レンタルなんもしない人』(4月8日スタート・毎週水曜24:12~)は、何もしない人、ただ単に隣にいてくれる人という、今求められている人物像のドラマ化です。新型コロナウイルスの不安の中、視聴者の皆さんが少しでもほっとする、ほっとしたいという気持ちにお応えできれば嬉しい限りです。

【受賞】
(小孫社長)
優良放送番組推進会議が選出する2019年度の「年間最優秀番組」に、地上波では『WBS(ワールドビジネスサテライト)』、BSではBSテレ東の『日経プラス10』の2つの報道番組が選ばれ、ダブル受賞となりました。地上波では『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』、『TXN選挙スペシャル 池上彰の参院選ライブ』、『YOUは何しに日本へ?』の3番組もそれぞれの部門で第1位に輝きました。私どもの期待以上の評価を頂いたことに感謝し、今後のより良い番組作りに向けて弾みにしたいと思います。

【番組宣伝】
(小孫社長)
新たな試みを1つ紹介します。新しいビジネスを若手中心に模索している中から生まれた旅・街歩きコンテンツ「テレ東電鉄」が3月30日スタートします。東日本旅客鉄道公式スマートフォンアプリケーション「JR東日本アプリ」内に、みなさんの街歩きのお手伝いをするコンテンツを提供します。例えば、『アド街ック天国』(毎週土曜21:00~)で紹介されランキング入りしたお店の情報があり、訪ね歩くことができる企画などを試みます。個別番組のプロモーションとしてテレビ東京のファン層とJR東日本のファン層を広げる、双方にとってウインウインの関係になる共同実験に、ご期待頂ければと思います。

Q営業関係の実績と、4月以降の見通しを教えてください。
(小孫社長)
新型コロナウイルスの影響は、極めて大きいと覚悟をしています。20年4-6月は、少なくともリーマンショック並みに落ち込む前提で覚悟をしています。どちらに舵を切るのか方向性は見えていますので、早く動き出すのが重要です。この機会に放送とデジタルコンテンツをつなげ、文字通りこのピンチを大チャンスに変える心意気でやれば必ず乗り切れると考えています。

【事業】
(天田広報局次長)
4月改編の『シナぷしゅ』(4月6日スタート・月~金・7:35~と17:30~再放送)に連動して「note」の新機能「サークル」を活用したオンラインサロン「シナぷしゅラボ」が3月24日スタートしました。課金制で、番組の掲示板機能などとともに、幼児向けの商品開発などにもトライしていきたいと考えております。
また、経済を強みとする日経BPとテレビ東京の2社が組んで、ベストセラー・ビジネス書を耳で聴くオーディオブックの事業を始めます。去年1月に日本で発売され、楽天kobo2019年のビジネス書ランキング1位などにもなった「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」のオーディオブックを3月27日に販売開始します。このサービスはAmazonオーディオブック「Audible」から利用できます。

(小孫社長)
テレビ東京出資映画「パラサイト 半地下の家族」の興行収入が44億円を超えました。日本での動員は326万人を超え、びっくりしております(3月25日時点)。高収益を目指します。

【BSテレビ東京】
(田村社長)
開局20周年という大きな節目にBSテレビ東京と番組の一層の認知アップを図っていきます。20周年のキャッチフレーズに「らしさ、全開。BSテレ東」を掲げ、PR動画を作成しました。ナレーションは、氷川きよしさん。実は氷川さんも2000年にデビューされ、今年で20周年ということで、オファーにご快諾頂きました。氷川さんとバナナ社員の「ナナナ」とともに「らしさ、全開」でいきたいと思います。
4月改編の1つ目は、『シネマジャパン』(4月4日スタート・毎週土曜18:30~)です。国民的映画の『男はつらいよ』の4Kバージョンを全49作放送します。4Kデジタル版のテレビ放送は初めてで、デジタルの技術によって、鮮やかな映像、クリアな音声が蘇ります。
また、『THE名門校・全国すごい学校名鑑』(4月19日スタート・毎週日曜21:00~)は、1月に2時間の特番で放送し、大きな反響があり、レギュラー番組に昇格させました。名門校と呼ばれる訳を歴史や校風・教育理念・学校行事・部活・校歌などから解き明かす番組です。そして、『日経プラス10』(月~金曜22:00~)は 4月に大きくリニューアルします。今、注目のSDGsのレギュラーコーナーを木曜日に新設し、キャスターに話題沸騰中の大学生、トラウデン直美さんを起用します。彼女ならではのニュースの伝え方にご注目ください。朝の経済ニュース『日経モーニングプラスFT』(月~金曜7:05~)は、4月6日から毎日の放送終了後に、テレビ東京の経済ニュース配信サービス「テレビ東京ビジネスオンデマンド」で配信するとともに、同日、テレビ東京の見逃し配信サービス「ネットもテレ東」でもご覧頂けます。ご注目頂きたいと思います。

《会見者》
テレビ東京 代表取締役社長 小孫 茂
BSテレビ東京 代表取締役社長 田村 明彦
テレビ東京 総合編成局長 髙野 学

テレビ東京 広報局次長 天田 晶子

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