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地下鉄の忘れ物は「記憶」から「700万円」まで。東京メトロに聞いた多い忘れ物5選

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テレ東プラス

2019.9.10

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取り外しがしやすいものは忘れやすい


ついついやっちゃう「電車の忘れ物」。
どんな物が電車に置き忘れられているのでしょうか?
気になったので、東京メトロに問い合わせたところ、取材へ受けてくれるとのことで、お忘れ物総合取扱所のある飯田橋駅へ。

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駅へ向かうと、佐曽木剛さんが出迎えてくれました。佐曽木さんは長年、電車の忘れ物を見つめてきた「忘れ物取り扱いのプロ」。

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佐曽木さんによると、特に多い忘れ物は「タオル・ハンカチ」「傘」「手袋」「マフラー」「ICカード」の5つ。

<多い忘れ物その1:タオル・ハンカチ>
「かばんやポケットから出し入れをする回数が多く、小さいので落としやすいのかなと思っています」(佐曽木さん、以下同)

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<多い忘れ物その2:傘>
「電車の手すりにかけたまま忘れてしまう方が多いですね。雨の翌日と翌々日は、特に多く、年間で約7万6000件の傘が届けられています」

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<多い忘れ物その3:手袋>
「冬になると増えるのが手袋。1日に550件もの手袋が届けられたこともあります。朝は寒かったのにお昼過ぎから温かくなった日は、増える傾向が」

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<多い忘れ物その4:マフラー>
「その3の手袋と同様にマフラーも冬に増える忘れ物です。多い時は1日に90~100件がお忘れ物総合取扱所に届きます。寒い外から暖かい電車に入った途端、外してしまうんでしょうね。外した時に落とされてしまうんだと思います。とくに、取り外しがしやすい物は、よく落ちてしまいます」

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<多い忘れ物その5:ICカード>
「ICカードは改札で出し入れされるからか、改札付近に落ちていることが多いですね。ICカードは持ち主の名前が書かれた記名ありの物と無記名の物があり、無記名の物は1ヶ月で約1200件が届きます。記名ありのICカードは、カード発行時に電話番号を登録していますので持ち主に連絡しています。そのため比較的、持ち主の元に戻ることが多い忘れ物です」

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700万円を落とす人がいた! ユニークな忘れ物とは?


続いて、佐曽木さんから驚いた忘れ物を聞きました。

「虫かごに入った『カブトムシ』を忘れた方がいました。あとは『入れ歯』。どうやって落とされたんだろうって不思議に思ったことを覚えています。巨大な忘れ物で思い浮かぶのは、『成田空港のカート』。取扱いに困ったので成田空港に電話したら、空港職員の方が取りに来てくれました。

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高額な落とし物は『現金700万円』。本物の700万円を見ることができて『すごいもの見れた!』という喜びはありましたが、同時に『1枚1枚数えるのが大変だな』という職員としての使命感も感じました。あっ、ユニークな忘れ物と言えば『記憶』です。ICカードを忘れたお客様に連絡したら、『落としましたっけ?』と質問されて、落とされたことそのものを"忘れていた"ということがありました」

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東京メトロでは、1日に1000件~1800件、多い時は2000件を超える忘れ物があるそうです。その数、年間で約66万4000件!

膨大な数の忘れ物があるなんて、もったいない!
「忘れ物をしてしまう方は急いで降りてしまうのかな、と思っています。なので、余裕のある行動を取りながら、電車に乗っていただけたら嬉しいです」と佐曽木さん。

忘れ物を減らすためには、焦らないことが大切のようです。
ということで、みなさん、時間も心にも余裕をもって乗車してください。発車オーライ?

【取材協力】
東京メトロ

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