• #
  • トップ
  • ライフ
  • ゴキブリスト・柳澤静磨に聞く「なぜGに興味を持つようになった...

ゴキブリスト・柳澤静磨に聞く「なぜGに興味を持つようになったのですか?」粋な<ゴキブリの捕まえ方>も伝授

ライフ

テレ東プラス

2022.7.7

夏の風物詩(?)ともいえるゴキブリ。その姿はテカテカと黒光りし、大きな触角をなびかせながら素早く移動、予測できない動きをし、多くの人々のトラウマになりかねない。
漫画やアニメでは「G」と呼ばれ、最近のコンプライアンス事情でモザイク処理がかかることも...。その姿は、もはや人々の恐怖の対象となっている。

そんなゴキブリについて克明に書かれた書籍「ゴキブリ研究はじめました」(柳澤静磨著 イースト・プレス刊)が7月7日(木)に発売。著者で、現在「磐田市竜洋昆虫自然観察公園」に勤務する柳澤静磨さんは、35年ぶりに国内でゴキブリの新種を発見した"ゴキブリ研究者"だ。
本にはゴキブリ嫌いだった柳澤さんがゴキブリの道を歩み始めた経緯や、ゴキブリの都市伝説、新種発見、はたまたゴキブリの味まで、ゴキブリ奮闘記が実に淡々と描かれている。

今回「テレ東プラス」は、そんな柳澤さんにリモートインタビュー! 前編では、柳澤さんの幼少時代からゴキブリに興味を持つようになった経緯、ゴキブリの捕まえ方まで...話を聞いた!

gaichu_20220707_01.jpg▲柳澤静磨さん



昆虫館と合わせると120種類ぐらい...自宅だけでも数万匹はいると思います(笑)


――"ゴキブリスト"の異名を持つ柳澤さんですが、幼少期はどのようなお子様だったのでしょう。

「昔から虫をとっている子どもでした。当時は昆虫だけでなくカナヘビというトカゲを捕まえて生餌を与えたり、ダンゴムシを集めたり...。そこらへんにいる虫を捕まえては飼育し、観察するのが好きでした。両親もそんな僕の興味に対してとても寛大で、温かく見守ってくれていたなと感じます。小学生の時の夏休みの課題では、カブトムシやクワガタの標本を作って提出したこともあります」

gaichu_20220707_02.jpg▲幼少期の柳澤さん

――子どもの頃、虫とりにハマった人は多いと思いますが、柳澤さんは、思春期に入っても虫への興味はなくならなかったんですね?

「そうですね。中学では自然科学部に入り、そこでも3年間、ほぼ虫とりしかしていません(笑)。カミキリムシやチョウなど、小学生時代より少しマニアックな虫をとり始めたのがこの頃。当時の僕が一番好きな昆虫は、カミキリムシだったんですが、中でもヨコヤマヒゲナガカミキリという種類が大好きでした。。
カミキリムシは、夜、光に向かって飛んでくるという習性がありますが、高尾山に昆虫採集に行った際、自動販売機にとまっていたことがあって...。その時の光に照らされているヨコヤマヒゲナガカミキリがとても美しく、今でもその光景をはっきりと覚えています。

高校を卒業してからは、昆虫だけでなく、他の生き物についても学びたい、もう少し広い視野を持ちたいと思い、自然環境の勉強ができる専門学校に進学しました」

――そして現在は、「磐田市竜洋昆虫自然観察公園」の職員として働いていらっしゃいます。

「専門学校時代、ダラダラしていたので就活が遅れてしまって...。元々は環境調査会社(例えばダムなどを作る時、そこにどんな生き物がいるか調査する職)に就職しようと思っていました。でも、野外で働くのは大変だな、自分にできるかなと思ったので、他にできる仕事はないかと探し始めたんです。"水族館があるんだから、昆虫館とかあるのかな?"と思って探し始め、そこで『竜洋昆虫自然観察公園』を見つけました。ちょうど募集していたのですぐに電話をかけて面接していただき、後日昆虫採集をしている時、電話で採用通知がありました」

――その時は、まだゴキブリに魅せられていなかったんですよね?

「はい。ゴキブリはめちゃくちゃ嫌いでした。ゴキブリは昆虫というよりも"ゴキブリ"だと思っていましたね。皆さんが苦手なクロゴキブリやチャバネゴキブリは、僕も気持ち悪くて人一倍嫌いでしたし、見たくもなかった。触るなんてもってのほかだと思っていたんです」

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
次のページ柳澤さんがゴキブリに興味を持ったきっかけとは?

関連タグ

一緒に読まれています!

この記事を共有する

人気の記事POPULAR ARTICLE

    おすすめコンテンツRECOMMEND CONTENTS

    カテゴリ一覧